安心・安全なハチミツ ~ グリホサートについての見解 ~
7月下旬にニュージーランドの国有テレビ局TVNZにて、同国の第一次産業省がまとめた調査報告書として、マヌカハニーから発がん性が疑われる除草剤グリホサートの成分が検出されたと報じられました。
詳細記事を下記にまとめましたが、記事を読む前に【Organista】で取り扱っていますマヌカハニー、その他のハチミツ製品について、以下の点をまとめましたので、比較をしてお読み下さい。
【Organista】のハチミツは、安心・安全です!その理由は、
■ ニュージーランド政府からオーガニック認証を受けています。
■ ニュージーランドでこの厳しいオーガニック認証を取っているハチミツメーカーはわずかです。
■ オーガニック認証を受ける条件として、「養蜂場は、大規模農園から3km以上離れた所にある事」とされています。
■ 取り扱っているマヌカハニーは、すべて「モノフローラル / Monofloral」である。←混ぜ物ではない100%マヌカハニーだという証明です。
■ 添付試験データが示す通り、勿論グリホサートは検出されていない。
以下、記事の抜粋です。
調査は、精製前の蜂蜜と同国内で販売されている蜂蜜製品を対象に、2015~16年と2019年の2回にわたって行われた。
1回目の調査では、全国から集めた300サンプルの残留農薬を検査。その結果、全体の22%にあたる67サンプルからグリホサートを検出。そのうち5つのサンプルは、政府が定めた国内向けの残留基準の上限(0.1mg/kg)を超えていた。いずれも精製前の蜂蜜だった。
300サンプル中、マヌカハニーと、マヌカハニーが含まれていると見られるブレンド品は合わせて116サンプル。その16%にあたる19サンプルからグリホサートが検出された。残留基準を超えたものはなかった。
2回目の調査は、国内向けのマヌカハニーの製品に絞って行われ、全60サンプル中、18%にあたる11サンプルからグリホサートを検出した。残留基準を超えたものはなかった。
汚染源は農場や牧場
報告書は、蜂蜜からグリホサートが検出されたのは、グリホサートを使用している農場や牧場の近くに巣箱を置いたことが原因と指摘している。グリホサートが検出された蜂蜜の多くが、農場や牧場に植えられることの多い、クローバーや牧草用の草花の花蜜を原料としたものだったためだ。
マヌカハニーに関しても、グリホサートが検出された製品は、マヌカの花蜜に他の草花の花蜜が一定量混入した「マルチフローラル」と呼ばれるブレンド品に多かったことから、やはり農地に比較的近い場所に巣箱を置いた結果、ミツバチがグリホサートのかかったクローバーや牧草の花蜜を集めてしまったためと推測している。
ミツバチが蜜を集めるために飛び回る範囲は半径2~3kmと言われており、グリホサートが検出された蜂蜜は、農地から巣箱までの距離がこれ以内だった可能性が高い。
「安全」も、消費者の反応を懸念
現地の事情に詳しい日本の輸入業者によると、農薬汚染に敏感な養蜂業者は、ヘリコプターを使うなどして、農薬汚染の心配のない山奥に巣箱を設置するという。逆に、安全意識が比較的低い養蜂業者は、農薬汚染のリスクを承知で作業が楽な場所に巣箱を設置し、結果的にグリホサートが蜂蜜に混入してしまうという。
消費者の懸念が強まっていることから、自主的にグリホサートの残留検査を実施し、結果を公表する蜂蜜メーカーも増えている。
報告書は、市販の蜂蜜製品からは政府の残留基準を上回る量のグリホサートが検出されなかったことから、同国産の蜂蜜の安全性に問題はないと強調している。
グリホサートが検出されていないことを示す試験結果を下記に添付します。